PitEye(ピットアイ)って何???

PitEyeは、めまい症状の原因を探るため、内耳機能や平衡機能の評価に活用される医療機器です。VR(仮想現実)の技術を応用しており、人の目では捉えにくい眼振(眼球のわずかな動き)をデジタルデータとして記録・分析することで、めまいの原因を明らかにする手助けとなります。

PitEye(ピットアイ)ってなにがすごいの??

最新のVRゴーグルを用い、従来の眼振検査ではカバーしきれなかった11個の検査を行うことが出来ます。単に眼振を見るだけでなく、例えばビデオヘッドインパルス検査のように、頭部と眼球の動きの連動を計測する機能が統合されています。これにより、三半規管ごとの機能低下をより詳しく評価できます。

PitEyeの検査項目について

当院では主に下記の検査項目から、医師が患者さん一人ひとりに合う検査を検討し、実施します。

①ビデオヒットインパルス検査

頭を素早く動かしたときに、目がどれだけしっかり動きについていけるかを調べる検査です。

②自発眼振検査

何も見ていない(暗闇に近い状態)のに、目が勝手に揺れる「眼振」があるかどうかを調べる検査です。

③注視眼振検査

右、左、正面、上、下の5つの方向に示される目標をじっと見てもらい、その時に目が勝手に揺れていないかを調べる検査です。

④急速眼振運動検査

2つの目標が交互に表示されるので、その目標を素早く見るように目を動かしてもらう検査です。

⑤指標追跡検査

ゆっくりと上下や左右に動く目標を目で追いかけてもらう検査です。

⑥⑦視運動性眼球運動検査OKN、OKP

縞模様が流れる映像を見てもらい、その映像を追うように目が動くかを調べる検査です。

⑧頭位眼振/頭位変換眼振検査

何も見ていない状態で、座ったり、寝たり、特定の方向を向いたりするなど、色々な頭の位置や体の姿勢を変えた時に、眼振があるかどうかを調べる検査です。

めまいに悩んでいる方は耳鼻咽喉科に相談してみよう!

めまいや平衡機能に関するお悩みは、日常生活に大きな影響を与えます。当院では、丁寧な問診と耳鼻咽喉科の専門的な知見に加え、PitEyeによる精密なVR検査を活用し、患者さんのめまいの原因究明に努めます。めまいの疾患の種類や他の検査方法はめまい外来のページをご確認ください。もしあなたがめまいでお困りであれば、一人で抱え込まず、耳鼻咽喉科を受診して相談してみましょう。

※PitEyeの公式サイトはこちらから