お子様の扁桃が大きくなることは問題ありませんが、睡眠時無呼吸症候群や嚥下障害など深刻な症状に発展することもあります。 気になられた場合は、大島駅や南砂町駅からもほど近い、砂町銀座商店街にある当院にご相談ください。
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口蓋扁桃肥大、アデノイド肥大とは

口蓋扁桃肥大も、アデノイド肥大もどちらも異常に肥大することです。
おおよそ2~3歳くらいから徐々に大きくなりはじめ、5~7歳頃最も大きくなり、その後小さくなっていきます。
「扁桃腺が大きい」という風に表現されることもありますが、基本的にわずかに突き出る程度であれば問題ありませんし、とくに症状がなければ経過観察とします。
ただし、肥大することで睡眠時無呼吸症候群になったり、食事がしにくくなったり、嚥下障害などを起こす場合があります。そのような症状が起こるほどに肥大している場合は、お子様の成長や発達にも影響を及ぼす可能性があるため手術を行うこともあります。

口蓋扁桃肥大、アデノイド肥大の症状

口蓋扁桃、アデノイドが肥大することによって

  • 鼻づまり
  • 口呼吸になる
  • 滲出性中耳炎になりやすくなる
  • いびき、睡眠時無呼吸症候群
  • 嚥下障害

上記なような症状がみられます。

口蓋扁桃肥大、アデノイド肥大が起こることで慢性的に鼻が詰まったような状態になります。
鼻呼吸が難しくなり口呼吸になりやすく、感染症などにかかりやすくなるという悪循環を生むこともあります。また、耳の奥に空気が入りにくくなることで難聴や中耳炎に発展しやすくなります。 大きないびきをかき、睡眠時無呼吸症候群になると睡眠が十分にとれずお子様の成長のさまたげや学習障害につながり、将来への影響が懸念されます。

口蓋扁桃肥大、アデノイド肥大の診断と治療

口蓋扁桃の場合は口を開けることで確認できますが、アデノイドは鼻の奥に近い場所にあるためファイバースコープを鼻から挿入し確認します。
治療は各症状への対処療法となり、お薬の服用などで様子を見ることがほとんどです。
ただし、経過が長く続き、お子様の成長への影響などを鑑みて手術を選択することもあります。手術を行う場合は適切な連携病院を紹介します。