長引く喉の違和感、喉に何か詰まっている感じがする、喉がイガイガするなどの症状ある場合は咽喉頭異常感症の可能性があります。 江東区東陽町にほど近い、砂町銀座商店街にある当院にお気軽にご相談ください。
咽喉頭異常感症とは
咽喉頭異常感症とは、「喉がしめつけられる感じがする」「喉に何か引っかかった感じがする」などのように、喉に違和感を持つ病気です。
しかし、病院で検査をしても喉の炎症や他の症状がみられないのが咽喉頭異常感症の特徴です。喉の過敏性や、貧血、自律神経失調症などが原因で発症するほか、ストレスなどの心因的なものが関係している場合があり、比較的女性に多くみられます。
咽喉頭異常感症の症状
- 喉の違和感
- 喉の異物感
- 喉がイガイガする
- 喉がヒリヒリする
- 喉に何か引っかかった感じがする
- 喉に何か詰まった感じがする
- 物を飲み込みにくい感じがする
上記のような症状がみられます。
咽喉頭異常感症の原因
まず症状が咽頭がん、喉頭がんなどの腫瘍によるものではないか確認する必要があるためファイバースコープで喉を直接確認します。
腫瘍が原因であることが否定されたのち、問診や所見から原因を探していきます。必要に応じて血液検査を行う場合があります。
咽喉頭異常感症の原因は主にストレスなどの精神的なものと考えられていますが、そのほかに病気が隠れている場合があります。
考えられる原因
- 逆流性食道炎、慢性上咽頭炎など、局所的な疾患に原因がある場合。
- 鉄欠乏性貧血、自律神経失調症、更年期障害などのように全身の異常や病気に原因がある場合。
- うつ病、心身症、神経症などの精神的な病気が原因である場合。
咽喉頭異常感症の治療方法
咽喉頭異常感症の原因と考えられる病気がある場合は、まず病気の治療を優先して行います。喉の炎症が原因である場合は、炎症を抑える薬を使ったり、ネブライザー治療、漢方薬を処方したりします。
鼻やのどに原因がある場合は慢性的な病気が原因であることが多く、１カ月程度の内服治療を行います。抗生剤やアレルギー薬などを用いて治療を行います。
注意点
咽喉頭異常感症の予防には、ストレスを溜めない生活と生活習慣の改善があります。
十分な睡眠とバランスの取れた食事を心がけることが大切です。 無理なダイエットを行わないことや、心身ともにリラックスした生活を送ることが有効です。また定期的に健康診断を受けたり、人間ドックの検査をしたりすることで、日頃から体調管理を行うことをお勧めします。